鍼灸治療で出来ること

鍼灸治療は肩こり、腰痛などの運動器疾患はもちろんのこと、免疫力の増加、自律神経機能の調節、内分泌の正常化を図ることによりさまざまな内蔵器疾患や婦人科疾(月経異常や不妊、特に逆子には効果的など)に対応できます

また「身体がだるい」「食欲がない」「頭が痛い」など「どうも調子が悪い」と思う症状があるのに実際に病院に行くと「特に異常がない」という事があります。

これは東洋医学でいう「未病」という状態かもしれません。「未病」とは病気になる前の不安定な状態のことです。東洋医学である鍼灸治療は、病気でなくてもご本人に心身の不調が現れるこの「未病」に対応し、防ぐお手伝いも致します。

診療中の不安や疑問はご遠慮なくお伝えください

診療中、特に脈診時は微妙な変化を捉えるためどうしても集中度が高まりますが、それ以外の時は施術中の不快感や痛み、疑問などご遠慮なくお伝えください。

当院では、患者さまに余計なご負担をかけて施術することは致しません。鍼灸を生業としている以上、誠実な治療を心掛けている所存ですので、施術者に対していかなるご遠慮も必要ありません。

経絡とは

東洋医学では、人体には14本の「経絡(けいらく)」の流れがあると考えています

経絡は「気血」の流れる経路です

「気」は「生きる力」すなわちエネルギーであり、「血」は「血液」であり栄養でもあります。

14本の経絡は日夜を問わず、絶え間なく我々の身体を駆け巡り栄養すると共に力を注ぎ込んでいます。

主な経絡

手の太陰肺経

手の陽明大腸経

足の陽明胃経

足の太陰脾経

手の少陰心経

手の太陽小腸経

足の太陽膀胱経

足の少陰腎経

手の厥陰心包経

手の少陽三焦経

足の少陽胆経

足の厥陰肝経

任脈

督脈